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デンマークの場合

デンマークも高い金利を維持している国の一つです。日本やアメリカが零に近い金利を推移している中、デンマークは10%程度の金利で経済を動かしています。しかし、「なるほど。デンマークも南アフリカと同様に経済が好調なんだな…」と思ってはいけません。「高金利=経済が好調」、この図式は100%正しいのではなく、「経済が危険だからこそ、金利を高くしている」という国もあるのです。デンマークとはまさにその一例で、「経済がひっ迫しているからこそ、政策金利を上げるしかなかった…」という国なのです。

リーマンショック以降、世界同時不況が各国の経済にダメージを与えていますが、デンマークも大きな打撃を受けています。デンマークは欧州連合に加盟していますが、国民投票で否決されたこともあり、ユーロを採用していません。外為オンラインは人気!クローネという独自の通貨を使用しているのです。しかし、リーマンショックで大幅に下落したため、クローネに投資をしていた人たちはユーロへと投資先を変えていったのです。これにはデンマーク政府も困ったと思います。自国からどんどんお金がなくなって行っているわけですから、何とかしてお金の流出を止めなければなりません。そこで、「奇策」として政策金利を一気に上げたのです。こうすることで、資金の国外流出にある程度の歯止めがかかったのですが、これで困ったのが国民です。一気に金利が上がったということは、借金をしにくくなるということなので、新しく経済活動を始めるのが難しくなってしまうのです。また、金利の上昇は、ある意味では増税と同じ効果を生む場合もあるので、国内では頻繁にデモが行われたのです。

いかがですか?同じ「高金利」でも、国が変わればその事情も異なるのです。FX取引などでデンマークの通貨を扱う業者もありますし、その高金利に魅力を感じる人も多いと思いますが、決して経済が好調だから金利が高いというわけではないことを覚えておきましょう。